サイト製作をはじめた経緯

自分が髪人に通い始めたのは随分前ですが、相談を貰ったのは2008年の5月位。
それまでにも、こまごまとしたパソコン周りの事に相談に乗ったり、Googleのフィルターを外したり(オイ)様々な相談に乗っていましたが、その時に相談されたのは、

「『○○っていう美容ポータルサイトに5年契約で髪人の紹介記事広告を乗っけませんか?』っていう営業がきたんですけど、どうしたもんでしょう?」
という内容でした。

掲載料金を貰って期間契約で広告情報を掲載するというビジネスモデルは、よく知っているジャンルだったので、
「月額いくら位で?」
と聞いたところ、
「5000円ぽっきり」
とのご返答。

高いのか安いのかは業種や情報によって違うので一概には言えませんが、
「5000円もかけたら新規顧客が毎月一人以上は定着しないと割に合わないんですよね」
というのは店長のお言葉。
それで、サーバーの初期設定やらレンタルサーバーの費用がどうとかで、5年契約で100万円ですよ、との事。
その5年間、情報更新は一切なし、という前提で100万円なので、記事の更新や写真を変更した際は、勿論追加費用を請求するビジネスモデルのようでした。

集客力のあるポータルサイトで、月に新規顧客がわんさかやってくるなら勿論有力だとは思うんですが、色々と疑問点がある話ではありました。

まず、そのポータルサイトを検索しても、Google、Yahooともに上位に出てこない。
ソースを見るとベタ組みのHTMLで、しかも某Wikiサイト構築用のフリーソフトで構築されている。
サイトの内容を見ると、更新頻度の高そうな美容・理容店の情報は上位に出ているが、更新されないコンテンツは探しにくそう。
要するに、ポータルは見つけにくいし、ポータル内でも見つけにくいし、「曳舟 理容」とか「墨田区 髪人」で検索しても検索にヒットする確立がスタイルエイチさんより低そうなポータルサイトだという事が判りました。

そもそも美容店も理容店も、お客さんに満足して貰えないとお金を貰えないビジネスなので、
とりあえず向こう五年の契約で先払いという事に大変な不満があったようです。

まぁ正直100万円払っても5年先にビジネスとして存続しているかどうかは結構怪しいレベルかなぁ、と。

「止めた方がいいですし、100万円も払えば普通にちょっとしたWebページなら作れますよ」
という提案をした所、
「もういっそ貴方が作っちゃえば?」
と、縮毛矯正に連れてきていた彼女に言われたので作る事にしました。

やっぱり理容店に彼女を連れてきた時点で何かが間違っていたのでしょうか・・・。