タイムライン派にとってのProgression(前編)

やっとこさ自宅のPCにCS3をインストールしました。
購入してから数日経ちますが、開発日記を書くのに夢中でつい放置してしまいました。めちゃくちゃ本末転倒ですね。


FlashCS3も無事に起動し、あとは開発環境を整えるだけなのですが、実はコードもFlash内臓エディターで書く派なので、実は用意するものはあんまりありません。
定番のXPath4AS2と、あとはProgression位しか思いつきません。

巷ではFlashDevelopなるエディターが流行っていて、自分で作ったクラスまで入力補助してくれるという超絶便利機能が人気を博している訳です。で、自分も使ってみたのですが、やっぱりどうにもなじみませんでした。

Flash使いは参入する時期や知識量によって開発スタイルが全然異なる不思議な生き物だと思うのですが、私は所謂「タイムライン派」と呼ばれる開発スタイルです。
一番初め、Flashを作ったきっかけがアプリ開発ではなく、PVを作っていたのでそうなってしまうのも当然と言えば当然なのですが、ましてや開発会社に所属しているわけではないので、やる事を決めずに、やりたい事をタイムライン上で実現していくと、見事に知識がガラパゴス化していくのです。

自分の開発スタイルは、基本的にシーンを切らず、タイムライン上でgotoAndPlayとstopを駆使して画面遷移を実現するし、ActionScriptとレイヤーの階層深度の問題は丁寧にswapDepthsしちゃう子です。
「だってコード書くの飽きたらパーツの作りこみで気分転換したいんだもん」という意志の弱さを持ってして製作を完遂するには、どう考えてもFlashDevelopは不向きです。
思いつきで見た目からコードまで、がしがし作れる気楽さが、やっぱりFlashの魅力なんだよねと信じて疑っていない訳です。


そういう人間がProgressionと出会うと、結構当惑します。
そりゃがしがし作れるのは気楽ですが、ちょっと込み入ったものを作ろうとすると、ソースの量が膨大になって大混乱するし、Prgoressionの雛形生成能力はやっぱり垂涎の的なので、しっかりと覚えたい所ではあるのですが、やっぱり「ぐむむ」という感じです。

次回はそこら辺の事を少しまとめます。